レタスの油炒め
辺見さんは大学の先輩だがもちろん面識はない。病気から立ち直られ何よりです。さて食い物だが私は1948年生まれでまだ日本は敗戦の混乱から脱してなく食える物は何でも食う時代だった。小学校の給食で脱脂粉乳の牛乳みたいな代物を飲まされたがおならがでるので嫌われた。後にアメリカでは牛の飼料だと知って怒髪天をついたが後の祭り。最大のご馳走は鯨の肉でシーシェパードにはほんと申し訳ない。だって鯨食わなきゃ餓死だぜ。ごめんね。私らの世代はグルメなどはあんまりいないのでは?さらに学生時代は逮捕歴4回で留置所の飯は最低で腹が減ってしょうがない。昼飯はマーガリンかジャムを薄く塗った食パン1枚。拷問だぜ。美味しいものといえば。なんで鴻上尚史の「ヘルメットをかぶった」Aさんの話になるんだろ?恋愛感情なんて持ったことないのに。私が夜逃げ癖で文学部裏の革マル派のアジトに「監禁」されたとき「監視」役が彼女である。夜お腹がすいたといったら
彼女が冷蔵庫を探してレタスの油炒めを作ってくれた。それを二人で食べた。自宅通学の彼女がなぜ私と一緒か言わないが「何であんたなんかと」とはいわなかった。美味しいと食べたら「そお」とだけいってあとは枕を並べて寝てしまった。
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